軽度外傷性脳損傷とは？

先日のフィギュアスケートGPでの羽生結弦選手のアクシデントには大変驚きました。

 

ニュースによると「９日に帰国した羽生は都内の病院で精密検査を受け、頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関節捻挫で全治２～３週間と診断された。」そうで、想像していたより被害は少なかったようで一安心しました。

 

テレビのインタビューで「さすがに立てなかったので、みぞおちに来ていたので息もできなくて、このまま僕のスケートは終わるのかと、天井を見ていました」と語られていることから、意識はしっかりされていたみたいです。

 

しかし、「軽度外傷性脳損傷（ＭＢＴＩ）」という後に出る症状もあるので注意が必要です。

 

軽度外傷性脳損傷とはサッカーのヘディング、アイスホッケーや体操などでの転倒や落下、コンタクトスポーツでの激突や打撃、交通事故などで起こります。

 

衝撃により頭蓋骨の中で脳が激しく揺さぶられることにより、脳が頭蓋骨にぶつかり損傷を受けてしまうことをいいます。

 

アメリカでは2001年から2009年の間に軽度外傷性脳損傷で治療を受けた19歳未満の運動選手は毎年17万3千人もいるそうです。

 

軽度外傷性脳損傷の症状は
●混乱、方向感覚のずれ、意識の喪失、事故前後の記憶がはっきりしない
●小さい子供の頭部のけがの後の、痙攣、引きつけ、イライラ、嘔吐
●少年期から成人の頭痛、めまい、たちくらみ、イライラ、疲労感、集中力の欠如
等が直後ひとつでもに見られた場合、たとえ意識の喪失や混沌がなくても、外傷性脳損傷と診断されます。ＭＲＩなどの検査では異常が見つからないことが多いです。

 

「軽度」とついていますが、症状が軽いという意味ではなく、意識の喪失が30分を超えると「軽度」がとれます。

 

長期的な症状として、慢性頭痛、フワフワ感、集中力や注意力の低下、光過敏、耳鳴り、不安症、落ち込み、うつ、イライラなどがあります。

 

強い衝撃でなくても、サッカーでのヘディング練習の繰り返しでも起こりえるという研究もありますので、見逃しやすいかもしれません。

 

軽度外傷性脳損傷への治療はカイロプラクティックの整体で行うことができます。

 

東京都JR目黒駅徒歩１分の日本カイロプラクティックセンター目黒は、1989年開業、臨床経験3万人以上の実績を誇る、目黒で口コミ人気ナンバー１のカイロプラクティックの整体院です。

 

院長は日本スポーツカイロプラクティック連盟の正会員で、グラストンテクニック認定クリニシャンです。スポーツパフォーマンス向上やスポーツによる痛みなどの症状を改善したいという方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

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