肩から腕への痛み、指のシビレ 30代 男性 [症例]

日本カイロプラクティックセンター目黒

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肩から腕への痛み、指のシビレ 30代 男性 [症例]

カイロ整体の適応症

2011/07/09 肩から腕への痛み、指のシビレ 30代 男性 [症例]

肩から腕への痛み、指のシビレ 30代 男性

 

1) 症状・病歴

3ヶ月前から右手の親指・人差し指・中指にシビレと、右肩甲骨と首の付け根辺りから手首にかけて疼くような痛みを感じるようになった。
パソコン作業など前かがみの姿勢でシビレ、痛みは悪化する。寝るときつらく、痛い方を下にして寝るときつい。
外傷歴はない。

 

2)病院での診断と治療経過

病院で検査の結果、ストレートネックと診断され、筋弛緩剤を処方されるが、効果を感じられず。その他、整骨院、カイロプラクティック、遠絡療法をうけるが改善しなかった。

 

3)カイロプラクティックの考え方

検査の結果、頸椎のゆがみが強くこれが直接の痛み・シビレの症状を引き起こしていると考える。また、浅指屈筋、方形回内筋、屈筋支帯にもが出るため、絞扼があるかもしれない。

 

4) カイロプラクティックの治療

治療1回目:頸椎を中心とした矯正。
治療3回目:右肩甲骨の痛み消失。肘回りの痛み(7/10)。指のシビレ変わらず。
治療5回目:肘回りの痛み(3/10)。指のシビレ(7/10)。
治療6回目:グラストン・テクニックによる浅指屈筋、方形回内筋、屈筋支帯のリリース。
治療7回目:シビレ人差し指の第一関節より先に少し。以後経過観察。

 

5) 胸郭出口症候群とカイロプラクティック

いわゆる頚肩腕症候群とか胸郭出口症候群と言われるタイプの症状です。教科書的には首や胸周りの筋肉のコリなどが原因と言われ、筋弛緩剤やマッサージや電気治療などで筋肉をほぐすことが推奨されています。
頚椎の歪みや、今回のように前腕の筋肉による神経の絞扼を併発したいわゆるダブルクラッシュ症候群の場合、原因を見落とさないよう丁寧な検査とカイロプラクティック治療が必要になります。

 

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