E-2図のような頭と首の偏位を詳しく見てみましょう。 首が右に倒れるのに対し、頭は垂直に保とうとするため、第2頚椎は左後方に大きく回転、相対的に第1頚椎は右前方に、第3頚椎は左前方に変位します。このねじれにより、後頭下筋群(後頭部の筋肉)、椎骨動脈(脳を栄養するメインの動脈)、大後頭神経(後頭部の知覚神経)、脳硬膜(脳を包む膜)などは、つよく牽引され頭痛、吐き気、めまい、不眠などを発生させます。このような頭痛はカイロプラクティックに適応し治りやすいといえます。
しかし、風邪やお酒でも頭痛はおこりますし、原因が解りづらいものもあります。以下のような場合、まず専門の病院で検査をおすすめします。
●事故による打撲後の頭痛→くも膜下出血 ●日々増してくる頭痛→脳腫瘍 ●今でと違う頭痛→慢性硬膜下出血
以上、一例として骨盤の変化がおよぼす、様々な症状が発生するメカニズムを解説してみました。しかし、過去の事故や外傷、職業的反復作業や、日常的な姿勢のくせなどにより、色々な変化があらわれます。それらを的確に見つけ、バランスのくずれた骨格を正常な状態に戻すことで健康を取り戻させるのがカイロプラクティックなのです。
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