坐骨神経痛

日本カイロプラクティックセンター目黒

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座骨神経痛

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坐骨神経痛の症状、原因。病院とカイロプラクティックの治療【ホントに椎間板ヘルニア?】

椎間板ヘルニア
腰痛や坐骨神経痛で病院の整形外科に行かれた患者さんの話を聞くと、レントゲンやMRIを撮られ「椎間板ヘルニアがある」と診断されたという方が多くいらっしゃいます。また、同様の症状でもなにも発見されない方もいらっしゃいます。なぜそんなことがあるのでしょうか?

1.坐骨神経痛とは?

1.坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛とは、腰、お尻、腿の後ろ、ふくらはぎから足の先ににいたる、痛み・しびれ・筋力の低下・感覚の麻痺などの通称(病名ではなく症状)です。
坐骨神経は、第4・5腰神経と第1・2・3・仙骨神経が束となって、お尻から足の先までいたる体で最も長大な神経です。
お尻の上のほうから腿の外側に痛みやしびれ等を訴える患者さんもいらっしゃいますが、厳密には第1・2・3腰神経からなる上殿皮神経や外側大腿皮神経の支配領域ですから別物と考えています。

2.坐骨神経痛の病院での考え方と治療

原因として①腰椎椎間板ヘルニア②脊柱管狭窄症③腰椎分離・すべり症などが考えられていますが、この章では腰椎椎間板ヘルニアについてお話します。

腰椎椎間板ヘルニア

年をとるにつれて起こる椎間板の劣化や、スポーツ・事故・不自然な姿勢などの力学的負荷などにより、椎間板の線維輪が膨隆したり(突出型)、線維輪が破れて中の髄核が飛び出たり(脱出型)して、神経根を圧迫するために腰痛や下肢痛を引き起こすと考えられています。
20代、30代、40代、次いで10代、50代の活動性の高い人に多い傾向があります。女性より男性に多く発生します。第4/5腰椎間の椎間板、次いで第5腰椎/仙骨間の椎間板に多く発生します。


レントゲンの造影剤撮影(最近はあまりやらない)、MRI、CTで確認、診断されます。


病院での治療は、急性時には消炎剤・鎮痛剤・筋弛緩剤を服用、コルセットにて安定を図り、安静にさせます。痛みをとるためにブロック注射(神経根ブロック・硬膜外ブロック)を行ないます。その後、温熱治療、低周波治療、牽引治療などを行います。


痛みや麻痺が激しく長期間つづく場合、膀胱直腸障害(排尿・排便がコントロールできない)場合は手術を行ないます。手術は「後方椎間板切除術」という方法が おもに用いられます。背中側から切開してヘルニアを摘出し、神経への圧迫を取り除きます。最近では、顕微鏡や内視鏡を用いて切開部分を小さくする方法もあ り、状況に応じて選択されます。
そのほかに切開しない方法として「経皮的髄核摘出術」や「レーザー治療」が行われることもありますが、適応は限られます。

3.坐骨神経痛のカイロプラクティックの考え方と治療

3.坐骨神経痛のカイロプラクティックの考え方と治療

坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアによる神経根の圧迫という考え方はカイロプラクティックの世界でも基本的な考えとなっていましたが、現在では否定的になっています。
理由は以下のエビデンスの通り、椎間板ヘルニアがあっても痛みやしびれ等を感じない人がたくさんおり、逆に腰椎椎間板ヘルニアがなくても痛みやしびれを感じる人がいる ということです。


「健常者にも椎間板ヘルニアは76%・椎間板変性は85%(Boon N. et al, Spine,1995)」
「『椎間板変性と腰痛は関連なし』自動車製造業・救急隊員・事務職・病院ポーター・ビール工場の男性149名を対象にfMRIで1年間追跡 職種による異常検出率に差はなく、 腰痛を発症した13名のMRI所見に変化なし(Savage RA. Et al, Er Spine J, 1997)」
「画像所見と腰痛の間に関連なし・腰痛の画像検査に関する世界中の672研究を調査(Boos N & Lander PH, Eur Spine J,1996)」


実際治療を目黒で続けてきて、「坐骨神経痛を訴える人たちのレントゲンや、MRIを撮ってみた ら、ヘルニアがある人がいた」だけというパターンの患者さんが相当数いらっしゃると いうのが実感です。(注意;膀胱直腸障害など重篤な腰椎椎間板ヘルニアの場合はカイロプラクティックでは治療できません。)つまり、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛 の因果関係は相当少ないと考えます。


また、「分離症・すべり症・変形性脊椎症・腰仙移行椎・ショイエルマン病と腰痛は無関係。(van Tulder MW . et al, Spine, 1997)」ということもわかってきています。


実際、目黒でカイロプラクティックや整体で治療していて、坐骨神経痛などの原因となっているのは
●仙腸関節の不具合(変位、離開、癒着など)
●腰椎椎間関節の不具合(変位、離開、癒着など)
による坐骨神経の牽引での知覚異常・しびれ・筋力低下、または持続した牽引による神経根の障害(炎症・虚血)での痛みであると考えています。
当院では坐骨神経痛を持つ患者さんに対して、上記の異常を調整することによって、痛み・しびれ・感覚麻痺・脱力感がとれたという成績を残しています。

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