
2025.06.11
ぎっくり腰と安静
急性腰痛(ぎっくり腰)になったどうしたらいいでしょう?
フィンランドのMalmivaara博士らは、186人の急性の非特異的(原因がわからない)腰痛の患者を対象に実験を行いました。
患 者を(1)2日間の臥床、(2)腰を鍛える運動、(3)耐えられる範囲で日常活動を継続の3つのグループに分けてその後の経過を比べると、発症から3週目 後も12週後も日常活動をがんばって続けた患者は、運動のグループと2日間寝ていたグループよりも痛みや、動ける範囲などすべてにおいてよい結果となりま した。職場復帰も日常生活をがんばって続けたグループが最も早かったそうです。
また、「米国医療政策研究局の急性腰痛に関するガイドライン」でも 「急性期の患者において活動性を少し制限することは必要なことであるが、4日以上の臥床は役に立たないばかりか、患者をより弱体化させる可能性がある。」 とされており、 イギリスのガイドラインでは「通常の活動を継続するようにという助言は、従来の通常活動は痛みによって判断するという助言よりも、症状回復を早くすること ができ、慢性化は少なく、休業期間は短くなる。」としています。
ぎっくり腰の初日はまったく動けないこともよくありますが、痛いところを氷嚢で冷やして、2日目以降はなるべくがんばって日常生活を送るようにしましょう。
カイロプラクティックはぎっくり腰の早期回復に役立つとアメリカのガイドラインに認められています。
日本カイロプラクティックセンター目黒
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